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プロフィール

斉藤大地

  • 大学 … 早稲田大学政治経済学部5年
  • 出身 … 福井県
  • 担当 … 私立文系
  • 得意科目 … 国語

■遊びをせんとや生まれけむ■

福井県の原発近くの海で産湯をつかい、それが乾く間もなく北海道に即転居。その後も7度もの転校をし、最終的に岩手は銀河鉄道の駆ける空、花巻市に落ち着く。
その間、級友たちが入れ変わることを心地よく感じつつ、小中と公立で受験もなく「遊びをせんとや生まれけむ」と歌われた子どものごとく、のんきに部活で野球をし、家では読書、ゲーム、漫画、インターネット三昧で過ごした。すべての大事なことは教師ではなく、そこから学んだ。

■おもしろきこともなき世をおもしろく■

高校時代は、近代の香りを残す岩手県の三流高校で応援団と文芸部部長を務める。文字通りの弊衣破帽を纏い、下駄を鳴らし、文庫本を片手に歩く、明治の書生さながらの生活を送る。
もちろん受験勉強などするわけもなく、本を手に取る毎日。高校3年の秋には、国語以外の偏差値は30台まで落ち込む。11月、早稲田のAO入試に落ちたことで、自分の進路など何もないと自覚せずにはいられなかった。
自分を包む倦怠が許せなかった。自分を震わせるものが何もない世界に苛立っていた。高杉晋作の「おもしろきこともなき世をおもしろく」の言葉の通り、それを自分の手で変えてやろう、と政治家を志し、早稲田、それも天下国家を語るに足る政治経済学部政治学科がふさわしいと、滑り止めを一切用意せず受験を決意。
衛星予備校に通い、独学で参考書をこなした。自分の戦略と努力のみを信じるその日々は魂が燃えることを強く感じる青春だった。
3ヶ月後の試験日には、乾坤一擲の大勝負に勝利したという確信だけがあった。

■人間は遊ぶ動物である■

大学入学後は、政治学サークル「早大雄弁会」での活動と、住んでいた男子寮「和敬塾」での日々が生活の中心となった。
しかし雄弁会で政治を学べば学ぶほど、「安全保障や貧困についてこの一命を賭せるのか?」という自分への問いに答えられなくなる。
1年の終わりごろに、その違和感から雄弁会を辞め、寮に引きこもる。再び倦怠にまみれる中で、雄弁会の先輩たちが貧困や格差を憎んだように、自分が求めていたのはこの倦怠、この退屈の撲滅であると気づく。
人間は遊ぶ動物である。何よりも人間であることを証明するのは、ただ生きているだけの動物のような生を拒絶し、自らの意志の力で世界を楽しむこと、すなわち「遊ぶ」ことである。
以来、「遊ぶ」ことに一命を賭して男子寮での青春を過ごす。最終的には総勢約500人のトップである全寮委員長を務めた。
愉快な仲間たちと4年間を退屈することなく過ごし、今後は世界の退屈を撲滅するために生きることを決意。
野望は世界中を遊園地にすること。

■塾生にメッセージ■

受験もまた戦いであり、 そこにも君たちを震わせるような青春はある。
くすぶるように青春を送る全ての人間の味方として、その青春を輝かしいものにするための努力を惜しまない。
この一身は、君たちの倦怠の打破のためにある。

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